2007年9月22日

●SP009 浜松決戦 両チームインタビュー

注目の東海リーグ1部前半戦の首位対決となった【9.9浜松決戦】の直後
会場内で、両チームにインタビューを行いました
また、汗も乾かぬ中でのインタビューに、両チームとも快く応じて頂きました。
今回の勝敗を分けたものは何だったのか?
以下、どうぞお楽しみ下さい。

[PraiaGrande 監督兼FP no.10 奥山保司] p2

-全勝で前半戦を折り返しましたが、振り返って
「今日の試合は前半、いきなり3点を良い形で取れてしまった事でちょっと気が緩んだ部分があったかも知れない。その後、3-3と追いつかれてしまったのは、体力的な面もあるし、やはり気持ちが緩んだ所があったと思う。
前節のMato戦でも(6-5と辛勝)、途中でプレスがしっかり掛かっていない時間があったし、何より気持ちが切れる時間が出来てしまうのが今年は気になります。
今日もそうですが、時間帯によって、そういう少し「切れる」事が出てしまう事を修正していきたい。
今日も、IBFOXは全員が強いから厳しかったですね。これからもまず、目の前の試合に集中する事が大切だと思います。」

-良い形で全日本選手権に入りますが?
「うちはまだ最強のメンバーではないです。新しく入った松本(田原FCから移籍)も出てないし、五味/15も怪我(デウソン神戸との練習試合で肋骨骨折)で出られていない。
昨年の主力の吉村(リーグ戦は欠場)も全日本では復帰しますから、そこからがうちの最強の構成になるはずです。選手層も厚くなりましたから、争いながら上を目指します。
現在選手は18人所属していますから、ベンチ入りの12人を争うのも熾烈になりますから。まずチーム内での争いからスタートです。
今年もいこう!を合い言葉(昨年のPUMA CUPでは本大会決勝Tまで進出)に頑張ります。
また、昨年は静岡東部地区予選でも2位、県大会も2位、東海大会でも2位と、全て2位でしか全国に進めませんでした。
今年は是非とも東海第1代表として全国に進みたいですね。」

-自身、東海リーグの得点王争いもかかるが?
「得点はおこぼれみたいなものですよ(笑。
でも、「狙います!」って言っておきましょうか。 」

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[PraiaGrande キャプテン no.7 関根達馬] p1

-今日の試合を振り返って?
「僕は意識してなかったんですけど、実はプライアはエマーソンに過去一回も勝っていないというジンクスがあったみたいなんです。勝てて良かったですね。(昨年の東海リーグもPraiaは大洋薬品の他に唯一エマーソンに負けている。)」

-前半を3-0までリードを拡げました
「そうですね。予想はしていなかったけど、驚きでもないです。また、その後の同点に追いつかれた事もある程度は想定内でもありました。逆転がなければ大丈夫くらいの気持ちでした。」

-その後、どの辺りから勝てると意識しましたか?
「正直、5-3の辺りから勝ちを意識しました。また、その後点差が開くことも確信していました。」

-後半戦に向けて?
「松本選手(田原FCから移籍)が次節のギャング戦から出場出来るようになるので、ますますチーム内の争いは熾烈になります。
チーム内での争いが激しくなると言うのは楽しみでもありますね。Matoにいるときから一緒に練習する事もありましたし、それ以前は一緒にやっていたメンバーも多いですから、Praiaに来たのは自分の伸びしろが増えるし、自分の為になると思っての事ですから。
まず、ここまでの5連勝はあまり頭に入れず取り組んで行きたいと思います。」

 
[PraiaGrande 代表 no.9 渡邉純]
p3

-今年のPraiaは昨年にくらべ、攻守のターンオーバーの回数が減ったように感じますが?
「最近はありがたいことにFリーグのチームと練習試合をさせて頂ける機会が増えました。名古屋オーシャンズさんをはじめ、7月にはバルドラール浦安、8月には湘南ベルマーレ、デウソン神戸など、その経験は大きいと思います。
特に湘南ベルマーレの経験は大きかったです。うちの主戦術のハイプレスをとにかく回避してくるんですね。プレス回避はとにかく巧かった。後ろでギャップを作ってそこを突くのが巧かった。ですから、うちもその対策をやってきましたからその効果は出ているのかも知れませんね。
もう一度、東京でバルドラール浦安と練習試合を組んでありますので、今年は経験を多くつめています。」

-新規加入、移籍などで選手層が厚くなりましたが
「そうですね。Matoから来た達馬/7とか、バランスを取れる選手が加入してくれたのは大きいです。それによって、自分や奥山/10が後ろに下がらなくて良くなった。結果、アタッカーが前でプレイ出来るので得点も増えましたね。
また松本が次節から出場出来ますが、五味はデウソン戦で骨折で離脱と中々完璧にはいきません。ただ、今度のF抜きの代表候補にチームから3名程オファーがかかりました。(まだ正式発表は無い)。新規、既存を含め、選手層は確かに厚くなりましたね。」

-昨年の東海リーグ、選手権が終わり、一時チームの不調もありましたが?
「そうですね、しばらく方向性とか色々な事でモヤモヤとした時期もありましたが、COPA JALで全国出場を決めたあたりでそのモヤモヤは取れました。ああ、間違ってなかったんだ、と。」

- PUMA CUPが始まります
「1戦1戦大切にしたいですね。最近は今日の試合も含め、前節のマト戦なんかにしてもトーンダウンしちゃう時間帯がある。PUMA CUP予選のような短い時間では取り返せない事も出てくるので、ちょっとそこは引き締めて行きたいです。
今は監督を奥山、キャプテンを関根、それを草場と五味が支えてくれるという感じです。コーチは吉村がやってくれていますし、吉村はリーグには来られてないけど全日本では復帰します。うちのハイプレスのベースを作ってくれた選手が復帰というのは大きいですね。楽しみです。
最近、清水町の方にデレルバさんのコートが出来ました。40×20のフルサイズですし、8/26にはこけら落としでデウソンと試合をさせて頂きました。ホームコートとして使わせて頂いているので、非常にありがたいです。
是非、今年も全国へ行きたいですね。応援宜しくお願いします!」

p4
試合後のプライアはロビーで入念にミーティングを行っていた。
負傷によりベンチワークをまかなう五味からは
「うまいタイミングで交代をさせられない事もあると思うが、それはそれでカバーして欲しい。出られない選手もいると思うし、みんな試合に出たい気持ちは一緒だと思うけど、何よりDFは大切な事だから。まずはDFに集中して欲しい。出てもその安定感が無ければ例え数プレイでもベンチに下げる。まずはみんな練習で競い合っていく事を大切に。これからもチームとして戦っていこう。」と誰もが、出場を確約されているわけではないという事を再認識させる発言も。
関根からは、5連勝に甘んずることなく過去の試合を見つめ直し、徹底的に修正をして行くという発言もあり、このチームにまだ油断は見えない。

[IBFOX Emerson FC no.5 マルコス・モンテイロ] e1
-首位決戦、勝利はなりませんでした
「そうだね。最初の3点が痛かった。あれでみんなの頭が一回下がった。とにかく3点は痛かった。あれは普通のゴールではないよ(決して力負けしたわけではないという意味)。
どちらかと言えばIBFOXのミスから生まれた失点。普通にやられた訳ではない分、気持ち的に痛かった。特に3点目の相手ゴレイロのシュートなんてそう。
でも、そのあと頑張ったね。プライアはフィジカル強いから、どうしても疲れる。
ハーフタイムには、疲れるけど頑張って気持ちでいこうと話した。」

-具体的には後半どう入りましたか?
「まず気持ちで負けないこと。絶対追いつける。どうしてもプライア相手だとマークで疲れるから、マイボールはしっかり廻すこと。パスミスをしないこと。そうすればカウンターで行けるかなという感じ。どうしてもマークが強いから組み立てて崩すというより、カウンターでいこうと。」

-相手10番の奥山をマークする事が多かったように見えました
「相手がpivoで自分がfixoだからどうしてもそうなることが多かったかな。
でも、彼は巧いよ。二人といない選手だと思う。スピードもテクニックもある。右も左もあって、何より頭が良い選手だと思う。数少ないpivoだと思う。」

-後半に3-3と追いつきました
「このままではIBFOXのゲームではないから、もう少しフィジカルを抑えて(走りあいでなく、ゲームを作りたい)、スピードダウンをしたかった。速いゲームはプライアが有利。
でも、負けたね。今日は厳しかった。やっぱり最初の3つが痛かった。あれでゲームの流れが追い上げなければいけない試合になった。それは疲れる。
今日はIBFOXにとって良い日では無かった。崩されたというより自分達で崩れてしまった。
運も向こうに味方した。うちには、良い日じゃなかったね。」

-もう一回直接対決があります
「次は勝つよ。もう一回、フィジカルも上げて、レベルも上げて行きます。まだ優勝は狙っているから。ただ、相手はプライアだけではないし、プライアもうちだけではない。
Matoとかギャングとか良いチームが他にもあるから、それまで負けられない。
プライアも、他との対戦も楽ではないでしょ。負けるかも知れないし、まだまだ優勝はわからないよ(笑。
みんな応援して下さいね。」

[IBFOX Emerson FC no.7 小嶋淳] e2
-今日の試合を振り返って?
「良い意味で受け取れば、まだ半分終わっただけ。もう一回出来るチャンスがあるという事。
優勝を取り返せる可能性が残っている。
うちは、データでは立ち上がりの10分が悪いみたいなんですよね。 取られてもいないけど、点を取れてもいない。最初の10分が良くないというのは宏さん(監督)にも言われていたんで。その悪い所が出てしまった感じですね。」

-一番痛かったのはどのあたりですか
「最初の3点も痛いことは痛かったけど、それより4点目、5点目が痛かった。あれがひとつのポイントになったと思います。何とか追いついた後だったので余計に。」

-前半を振り返って?
「うーん、決める所を決めないと。っていう感じですかね。相手との差は紙一重だと思うんですよ。うちも例えばサントス戦とか結果は7-3まで開いたんだけど、2-1の辺りでは向こうのシュートがポストに当たったりとか、決定的なチャンスを決めたか決めないかの差でああいう結果になったと思うんです。今回も、スコアは開いたけど実はそこの部分だけで、決めるか決めないかで力はそこまで開いてはいないと思うんで。
まだ、優勝は狙っていきますよ。もう一回やって今度は勝ちたい。
うちは1敗で、プライアは全勝で対戦して、それをひっくり返すなんてなれば最高ですね。盛り上がるだろうし。
でも他のチームも強いから、何があるかわからない。
気持ちは切らさず後半戦も集中して行きたいです。」

-今回は浜松と言うことで、声援も多く、ホームという印象がありました
「そうですね。凄く心強い声援でした。気分も良いし、なにより勇気づけられた。
その分、勝てなくて申し訳なかったという気持ちです。
最終戦がプライアなんですが、浜松じゃないんで。
出来れば優勝して、今日応援してくれた人達に良い知らせが出来ればと思います。」

[IBFOX Emerson FC 監督 鈴木宏] e4
-残念な結果でした
「そうですね。とにかく残念です。
うちは立ち上がりが悪いんで、その悪い部分が出てしまったという感じですね。」

-後半戦、巻き返しに向けて
「どの試合でも楽な試合はないと思います。
実際、実力は紙一重だと思っています。前節のサントス戦でも点差は開いたけど集中してなければやられていたと思うし、逆もあると思います。
とにかく、一戦一戦集中して後半戦に挑みたいと思います。」

この日残念な結果に終わったIBFOXだったが、試合直後にも関わらず次々とインタビューに応じてくれた。本当はまだ何人も応えて頂ける感じだったが、掲載の関係上、3名にとどめさせて頂いた。
マルコスは試合中の激しさとは裏腹に冷静にゲームを振り返っていたのが印象的だった。
「僕にはフットサルは遊びじゃないよ。真剣ね。だから笑っては出来ないね。」
と試合後に笑いながら応えてくれたマルコスの言葉に、ブラジル人のフットボールにかける想いを見たような気がする。
激戦の浜松決戦はプライアグランジの勝利で幕を下ろした。次の直接対決は奇しくもホームをプライア側に移しての2.2沼津決戦となる。今回9.9、次回2.2。揃った日付には何かの因果が含まれているのだろうか。
ホーム浜松で敗れたIBFOXが敵地沼津で借りを返すか?それともPraiaが連勝するのか。
最終戦の沼津でドラマが起きるかもしれない。

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