1月6日、静岡県エコパアリーナにて東海リーグが開催されました。
1部3試合、2部3試合、女子3試合と、2面同時での全9試合での開催となりました。
1部は全勝で首位を走っていたPraiaGrandeがMatoGrosso(3位)と引き分け、2位のIBFOX/EmersonがSANTOS(6位)に勝利したため、IBFOXが首位に躍り出ました。
この日が最終戦となった2部は、XEBRAと蹴球小僧という1敗同士の対戦となり、この日勝利した方が優勝という中、XEBRAが6-3と勝利し、見事優勝となりました。
XEBRA(1位)、蹴球小僧(2位)共に、来期は1部への昇格が決定しています。
また、RIOGRANDE(5位)とセレゾン浜松フットサルクラブ(6位)は、県リーグへの降格となりました。
女子リーグはROVERS.LADIESが田原レディースの勝利し、1敗を守り首位。
2位でそれを追うmember of the gang radiesはchiqueを下し、最終戦に望みを残しました。
第1試合となったPraiaGrande(1位)とMatoGrosso(3位)の試合は序盤から波乱の様相を見せる。
この日、やや動きの重さが見られるPraiaを尻目に、Matoはゴール前をしっかりと固め、サイドからの進入を許さない。枠へ向かうシュートはゴレイロがしっかりと反応し、奪えば裏への速攻を見せPraiaのゴールを襲う。
何とか突破口を開きたいPraiaもボールはまわるものの、この日何度も素晴らしいセーブを魅せたGK鈴木を中心に、しっかり自陣を固めるMatoを前に、中々ゴールを奪うまでには行かない。
ゴール前で得たFKは枠を大きく外し、ゴール前に飛び込んだ15番五味のシュートも体を張って飛び出した鈴木の前に、ゴールへ飛ばない。
じりじりした展開のなか、一瞬の隙を突きスコアが動く。先制点はMato。
左サイドから5番平林が放った右足トゥーキックでのシュートは弾道を見送る3人のPraiaDFを尻目にゴールへと吸い込まれる。
結婚式が控えているという監督に、勝利というプレゼントをしたいMatoは、やや動きの堅いPraiaをよそに、6番望月、13番滝らを筆頭に集中したDFでボールを奪うと10番椎原らの素早いカウンターでさらにPraiaゴールを襲う。
ゴール前に飛び込んだ五味(Praia)のシュートは、一瞬早くスライでコースに戻った滝(Mato)のブロックが阻む。
が、Praiaも負けじと応戦を見せる。
ボールを奪うと素早くMato陣内に攻め込むと、右サイドの奥山(Praia)から左ゴール前へ走り込んだ関根(Praia)へと繋げ、見事なゴールで同点に追いつく。
昨年度までは、キャプテンマークとしてMatoを率いたこの関根のゴールに、Matoは沈むどころか、更に意気を上げる。
相手陣内を切り込んだ椎原(Mato)は、その関根とのゴール左でのマッチアップから僅かなコースを見つけると左足を振り抜くと、2-1と再度リードを奪う事に成功する。
スクリーンからのシュートに一瞬反応が遅れたGK藤原も僅かに反応するのがやっとだった。
Matoの度重なるカウンターを凌ぎながら、追い上げを狙うPraiaだが12分を過ぎると、5ファールとさらに追い込まれる。
ここから5分程度ノーファールで凌いだPraiaと、逆に残り2分で5ファールが貯まったMato。立場が揃い、前半どちらに転ぶだろうと思われた8秒後、Praia6つ目のファールを犯し、Matoは終了間際に更なる追加点のチャンスを得る。
が、ここでMatoはこの第2PKを決めきれない。
惜しいチャンスを逃したMatoは2-1と1点差のまま前半を折り返す。
後半早々、得点はまたもやMatoに動く。
一瞬の隙を突いたカウンターに、ゴールへ走り込んだMato14番渡辺が倒れながらも貴重な3点目を押し込む。
3-1と追い込まれたPraiaは、いつもの展開の速い選手交代を封印すると、7番関根、9番渡辺、10番奥山、19番松本というセットでの時間をいつも以上に引っ張り、徐々にポゼッションを上げ始める。
さらに後半10分を過ぎると、これまでMatoディフェンスに巧く守られていた中央にPivoを入れ、やや後手に回っていたサイドからのカットインや突破から、Pivo当てへと進路を変更し出す。
松本、奥山らのゴール前でのポストが機能し出すと、ここまでPraiaのサイド突破を見事に封じ込めていたMatoディフェンスに、やや綻びが見え始めると、これまで何度もGK鈴木のセーブなどでPraiaのシュートから守り続けたゴール前に、遂にシュートのこぼれ球がこぼれ、フリーで走り込んだ3人目中沢(Praia)に押し込まれると、3-2と追い上げを許してしまう。
この後も、Praiaはゴール前でのPivo当てに活路を見いだすと、ようやくゴールへの期待感が高まり出す。
何度もゴール前でのチャンスが出来はじめ、五味(Praia)が右隅に蹴りこむと、遂に3-3と同点へ追いつくことに成功する。
追い上げを見せたPraiaだが、この後持ち直したMato相手に勝ち越しのゴールを奪うことは無かった。
逆にMatoは3-3と同点に追いつかれたあとも、「まだあるぞ!」と声がかかり、最後まで勝利を求め続けた。残り数分での猛攻もPraiaのゴールを割るまでは行かず、最後のFKを蹴ると同点での終了を告げるホイッスルが鳴った。
この日、最後まで常にリードで試合を運び、一度も逆転のゴールを許さなかったMatoGrossoは、終始PraiaGrandeを苦しめた。
今期、中心選手の関根、曽根田という二枚看板を失い、非常に厳しいリーグの開幕となったが、まだ若く選手も多い。このリーグ戦、中々勝ち点は伸びて来ないが非常に良い状態になりつつあるように見えた。
これからが楽しみなチームのひとつと言えるだろう。今後の新生MatoGrossoにも注目したい。
この結果を受けて迎えた、第2試合のIBFOX/Emersonのサントス戦。
勝利しても首位が入れ替わる事はまだ無いが、勝ち点は2と縮まる。さらに最終節が直接対決と言うことを考えると、勝ったとしても現時点では若干不利と思われる得失点差での優勝争いが、単純に勝利での優勝と、大きく期待が高まる結果となった。
優勝を考えると、残りを全勝で進みたいIBFOX/Emersonは、開始早々キャプテンの米田がゴールを奪う。
この後も、小嶋らのゴールで追加点を奪ったIBFOXは、14番三輪(SANTOS)の退場で求心力を欠いたサントスを6-2と下し、首位迫撃の勢いを増した。
サントスは来期2部に降格が決定。多くの移籍など様々な要因で、リーグ中、安定したチーム作りが出来なかっただけに、残り試合に集中し、来期2部での立て直しを図りたい。
第3試合のMEMBER OF THE GANGと田原FCの対戦は、開始3分に田原の先制で、この日大きく動いていく事になるゲームがスタートする。
しかし、昨日の選手権でのPraiaGrandeを相手に繰り広げた名勝負でその強さを再認識させたMEMBER OF THE GANGが、その後ドゥダのゴールなどで逆転すると、前半を5-1とリードを拡げて折り返し、勝利を確実にしたかと思われたが、後半田原FCがパワープレーに入ると同時に5ファールの累積で形勢が逆転していく。
4-5と追い上げられたM.O.T.Gは一旦は4-6と突き放すも、田原17番金城レアンドロが左サイドをえぐると、角度の無いところから決め5-6と1点差に追い上げると、ここからM.O.T.Gのファールにより、田原の第2PKが連続していく。
田原が得た最初の第2PKでは、一旦はM.O.T.GのGK手塚が好セーブを見せるも、不正やり直しとなり、GK用ユニフォームに着替えた田原9番蓮池に決められると、6-6と同点にされる。
その後立て続けにファールを繰り返してしまい、連続での第2PKで後半6-8と逆転を許す。
ここでM.O.T.Gもパワープレーに出ると、お互いがパワープレーでの残り数分がスタートすると、ポゼッションはM.O.T.Gに再度傾く。
残り3分に放った中本(M.O.T.G)のシュートはポストに弾かれるが、田原陣内に押し込んだM.O.T.Gは残り1分、ドゥダがゴール前で相手を左にかわすと、そのまま左足トゥーキックでゴールを奪い、7-8と1点差に詰め寄る。
このまま終わるかと思われた残り12秒、11番本渡(M.O.T.G)の落としたボールを12番布生(M.O.T.G)が左足で決め、同点で終えた。
前半での4点のリードで一旦はM.O.T.Gへ傾いたかというゲームを6-8までひっくり返し、逆転の勝利が目前だった田原にとっては残り12秒の同点はショックだった。
逆に、一旦は逃した勝利を最後の最後でたぐり寄せたM.O.T.Gも、前半は確実な勝利を見ただろうだけに両者とも複雑な同点という結果であったであろう。
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