

代々木に移動しての決勝ラウンド、準々決勝第一試合は
Aグループを1位で抜けたFリーグ王者名古屋オーシャンズ(以下名古屋)と、ワイルドカード2位でベスト8に駒を進めた、関東代表SHARKS(以下シャークス)という組み合わせとなった。
スターターは名古屋がキャプテンGK定永、FPが完山、沼田、森岡、山蔦。
シャークスはGKに石井、FPに碓井、正地、神、岡崎チアゴ。
2分30秒右サイド後方から山蔦のロングのフィードを、逆サイドを駆け上がった沼田が胸でトラップするが、シュートまではいけず。
3分、シャークスは7番正地が19番チアゴへとエリア内でピヴォ当て。チアゴがターンしてシュートに行くが森岡がブロック。
4分経過しても、ここまでポゼッションはシャークスが8:2で上回っている。
4分30秒、シャークスは4番碓井から左を駆け上がった14番神にパス。このシュートフェイントに森岡がスライでやり過ごされるが、シュートは定永がブロック。
5分、名古屋は、自陣右サイドでマイボールの沼田へのフォローが遅れ、詰められるが、ルーズボールを森岡がかろうじてクリア。
5分30秒、名古屋は2ndセットへ。上澤、丸山、前田、小山。
シャークス4番碓井が左からクロスを入れようとし、相手のブロックでこぼれたボールを再度ゴール前へ流し込むが、これは合わせきれず流れる。
7分、左サイドからゴール前へと斜めに切り込む14番神のドリブルに前田が対応するが、寄せた瞬間、股を抜かれ、そのまま右足でシュート。
7分15秒、シャークス1-0とリードを奪う。



8分、右から切り込んだ神のボールを5番が中央でシュートするが、これは噴かしてしまう。
9分、PA周辺で、左サイドの神から中央5番安川、右10番松浦とつなぎ、シュートは定永がブロック。名古屋は、ここまで神を止められない。
10分、名古屋はボラ、森岡投入、森岡が放ったシュートは枠を右に外れる。完山、沼田投入。
10分30秒、左サイドでFKを奪った名古屋だが決めきれず。逆に直後カウンターをチャージで止めた沼田にイエロー。
11分森岡が右サイドで勝負し、シュートを放つが7番正地がブロック。
12分、シャークスは2番大森が右サイドを突破し、逆サイドにグラウンダーでクロスを送ると、走り込んだ19番チアゴがゴール前でスライディングシュートを放つが、かろうじて定永がブロックに逃れる。
13分、名古屋は自陣から神が狙ったフィードをカットした完山が、そのまま左サイドからミドルシュートを放つ。ポストに嫌われる。
14分、中央から完山がドリブルし、斜め前のボラへ。斜め後方からのゴロにボラもスライで合わせるが、大きく右に外れる。
14分30秒、シャークスのタイムアウト。
ここまで、完全にシャークスペースと言える。ライン際の勝負もシャークスの方に勢いが見える。逆に名古屋はカウンターしかチャンスが見えないが、ほとんどPAに進入させて貰えず。
名古屋はGKにマルコスを投入。まずはポゼッションを取り戻したい所か。
15分、ボラ15M付近からミドルを放つと、GKかろうじてパンチで逃れる。
17分、上澤が敵陣でのパスカット。ボラが右サイドでシュートフェイントで2人のスライをかわし、センターに送ったボールは小山に合わず。
17分、左サイドから神のシュートにマルコスが何とか反応。
18分、小山が放ったシュートのリバウンドにシャークス反応。カウンターで名古屋を押し込むと、一旦下げてやり直す。シャークスのリズムに完全にはまっている。
19分、シャークスのスローがハーフ付近の選手に入るが、名古屋がそれを突く。第2PKの辺りで拾った丸山が振り向くとトゥーで狙うが左に外れる。
名古屋は前田をGKにパワープレーを開始。逆にシャークスもGKを上げ、パワープレーで対抗する。
残り10秒2番大森、5番安川のカウンターはマルコスが飛び出し、何とかクリア。
シャークスが1-0とリードして前半を折り返した。
後半、立ち上がり早々にシャークス19番チアゴのシュートに定永が何とか手を伸ばして触れる。
その後もシャークスは、勢いに乗ってゲームをものにしていくが、名古屋は鈴木隆二の投入で若干流れが好転しだす。森岡のポストプレーでポイントを作ると、丸山、山蔦、完山らが勢いに乗って前半よりは攻撃機会を増やす。
10分30秒、ぽかりと空いたコースに右サイドに流れた完山が軽く蹴りこみ、1-1と名古屋ようやく同点に追いつく。

ややミスが目立ち始めたシャークスに、17分名古屋はパワープレーに入ると、直後右サイド前方の上澤にパスが通る。上澤が落ち着いて決めると、2-1とついに名古屋逆転。

シャークスもパワープレーで追い上げを図るが、ここまで。
内容的には完全に主導権を握ったシャークスだったが、最後の最後で勝利だけを持って行かれた感じのゲームとなった。
名古屋2-1の逆転勝利で、準決勝進出

館山マリオ監督 / 名古屋オーシャンズ
「(早い時間に)先制されて選手に焦りが出ていたので、まだたっぷり時間があるから落ち着いて冷静にプレーをしろという指示はだしました。選手もこのままじゃだめだなというのがあったので、ハーフタイムに気持ちを切り替えて、この試合は打ち勝てたと思います。
シャークスは、すばらいしいディフェンスをもっているチームです。一人の判断ではなく、4人の連動した動きでマークやディフェンスが出来ているのですばらしいと思いました。どのチームもDVDやインターネットといったもので簡単に情報を手に入れる事ができるので研究されて、どんな試合もどんどん難しくなっている。その為にも、選手は全力を尽くしてチームの勝利に貢献してもらいたい。」
上澤 / 名古屋オーシャンズ
「先制されたあと、そこから切り替えていこうという話をしていたんですけど、なかなかうまくいかず、前半は悪い流れを引きずっちゃったという感じですかね。
(得点については)薫からもらう前からGKが前にでているのが見えていたので、一か八か入ればいいかなと思って打ちました。
今日の試合はあぶない試合だったんですけど、それで逆にみんなの気持ちが盛り上がってチームはいい雰囲気になっているので、残り2試合とも気持ちをきらさないでしっかり勝って優勝したいなと思います。」
神 / SHARKS
「名古屋が相手というこで特別なことをするわけではなくて、一年間やってきた事を信じてこの試合にのぞんで、まあ(結果は)残念でしたけれどいいゲームができたと思うし、悔いはありますけど満足もしています。
始めのうちはウチの方が攻勢だったんだけど、最後にはチームの総合力の差がでた試合だったと思う。相手は1点ビハインドでも全然焦ってなくて、一方ぼくたちは守りきるのか攻めるのかはっきりしなくて、後半はあまり攻めにいけなかった。
6月からフィジカルトレーニングも積んできて1試合を通じてフルコートプレスができるチームになったと自信は持ってたんですけど、終盤になって若干足が止まった所もありもう少しがんばりたかったなと。
来週にはまだ地域チャンピオンズリーグがあるのでがんばりたいと思います。」







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