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2008年3月 7日

PUMA08 準々決勝第四試合 バルドラール浦安vsPraiaGrande

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この日、ベスト4を賭けて行われた最終試合は、Fリーグ準優勝、Dグループ1位のバルドラール浦安(以下浦安)と、東海代表でワイルドカード1位のPraiaGrande(以下プライア)の対戦となった。
このカード、昨年のPUMA07で舞洲で行われた予選ラウンドでは、1-0と僅差でプライアに軍配が挙がっているが、それも1年前の事。通年でのFリーグを経験し、準優勝という成績を収めた浦安には、もはや過去の苦い記憶でしかない。今回の対戦によって、今日この場で消し去ってしまいたいところだろう。
逆に、予選ラウンドではバサジィ大分に勝利、シュライカー大阪に引き分けと、地域リーグチームにも関わらず、Fリーグ勢に未だ負け知らずのプライアにとっては、浦安の『Fリーグ準優勝』という実績は、あまりにも美味しく、また予選とは別格の獲物となることは間違いない。
いずれにせよ、この試合の結果に、プライアの予選ラウンドの成績が単なるまぐれや勢いなのか、それともその実力が本物なのかに注目が集まる事となる。

PraiaGrande先発はGK藤原、FPに関根、奥山、五味、松本。浦安はGKに川原、FPに小宮山、藤井、稲葉、稲田という構成。
序盤から気持ちの入ったプレイをみせるのは完全に浦安。浦安は前が空けばがんがん仕掛けるの対し、逆にこの日のプライアはスタンドのフラッグに書かれた「挑戦」の文字とは裏腹に、遅れてからしか勝負をしかけない。

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前半開始1分、PA付近でキープした稲田の落としを走り込んだ藤井が豪快に打ち込み、浦安が1-0と先制。

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2分には、相手ロングフィードをGK藤原と中沢がお見合いし、そこを稲田にさらわれると、無人のゴールに蹴りこまれ2-0。
2分半、左サイドの稲田が相手を引きつけ、右サイドの藤井へとパス。藤井は中にカットインしてシュート。これで3-0。
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12分、藤井の中央からの左サイドへの浮き球を稲田が軽くループで蹴りこみ、4-0。
全てのプレーに稲田がからんでいることが判る。やはり稲田を止められないのは大きかった。
12分、プライアは5ファール、対して浦安は0。
前半、3度第2PKを与えてしまったが、最初は稲葉が大きく左へ外し、残りの2本はGK藤原が防ぎ、第2PKでの失点はなかった。
結局プライアは前半から、関根をGKにパワープレーに出て反撃の機会を伺うが、そのまま4-0で前半終了。
プライアは、まるで借りてきた猫のように、勢いも覇気もなく見えた。

後半に入っても、ベンチに熱気があるのは浦安サイドのほうで、プライアベンチは目の前のプレイを見つめてしまっていた。
また、ボールを持っても、隙あらば自らというプレイを連続させるのは浦安ばかりで、プライアは、ほんの数人がゴールを目指したが、残念ながら『自分で』という、今まで最も武器となっていたものを忘れて来たようであった。
後半1点を返したが、カウンターのを打ち切れず、逆に市原にカウンターを喰らい、中で稲葉に合わせられると、6-1と決着がついた。
残念ながら、ワイルドカードで進出した地域リーグ組では、この日の第1試合のシャークスの方が、Fを追い詰めてやるぞという熱気も、プレイのベクトルも感じる事ができた。
Fリーグ準優勝チームを相手に6-1の惨敗。妥当な結果と言われても仕方ない。
本来の戦い方が出来ていなかったとしても、試合は結果でしか見て貰えないのだから。
Praiaは次週の地域チャンピオンズリーグまでに、本来の覇気を取り戻せるかが鍵となるだろう。
自らが掲げた『挑戦』という2文字こそ、彼らの戦いに相応しい。
今日の浦安とのゲームは、それを忘れてしまったかのような序盤のゲーム展開が全てだった。
奇しくも昨年のPUMA CUPと同じく、ベスト4を賭けての結果は6-1というスコアに終わった。
東海からずっと彼らを見てきた我々には、スコアより何より、いつもの彼ららしくなかった事が残念で、あえて厳しく言えば不甲斐なくさえ見えた。
『挑戦』には限りはない。自らが諦めるまでは果てしなく続く。
公式戦での、Fリーグとの対戦成績1勝1敗1分け。5分と考えるのでなく、この1敗を深く噛みしめてもう一度前へ進んで欲しいと願う。


シト・リベラ監督 / バルドラール浦安
「プライアのプレスには難しいことやらずにシンプルに相手の裏を取っていき、それを何回も繰り返してミスを誘っていくというプレス回避の方法がうまくいきました。得点も早くから取っていくことができ、理想的な展開のゲームをすることができました。
地域リーグにもすばらしい選手は多いんですが、Fリーグのチームの方が戦術面では完成度の高いチームが多いと思いました。試合のリズム、スピードといったものはやはりレベルが上です。というのは、そういった戦いを一年間リーグでつづけてきた経験があるからだと思います。」

藤原 / Praia Grande
「立ち上がりに、立て続けに3点を喰らってしまってゲームプランが崩れてしまい苦しい試合になってしまいました。去年のプレデター戦の勝利というのも、しっかり0点に抑えてその流れで1-0で勝ったというものだったから、やっぱり早い時間帯での失点は重かったです。
プレスに関しても、後方から長いボールを前線のキープできる選手に通されてうまくかわされてしまいました。」